A Happy New Year!
皆さま、
明けましておめでとうございます。
平素より、「ぼーぐなん広場」を支えていただき、ありがとうございます。
年頭にあたり、小学校英語教育の行く先、数年後、いえ何十年後かもしれない、
まだ先の時代の「小学校卒業時の子どもたちの姿」に思いを巡らせています。
私たちは、子どもたちを、何処へ導こうとしているのでしょうか。
子どもたちに、どういう力をつけたいと考えているのでしょうか。
それは、子どもの学びの力に添っているでしょうか。
それは、中学以降の子どもたちの英語学習をどのように支えてくれるのでしょうか。
そして、子どもたちは、「英語が使える大人」になっていくでしょうか。
低学年の子どもたちには、どのように英語と出会わせるといいのでしょうか。
そして、中学年では、子どもたちはどのような学びの姿を見せてくれるでしょうか。
高学年になると、どのように成長しているでしょうか。
「必須になるのは高学年から」ということは承知しています。しかし、今は、小学
校英語教育の「過渡期」に過ぎないはずです。もっと先の将来も見据え、長いスパン
で、私たちはどのように小学校英語教育と向き合うべきかを考えていなければならな
いと思います。年齢に応じた子どもたちの「ことばの学びの力」に添い、その力を生
かすカリキュラムと指導法や教材の開発や選定、そして、今の私たちに出来ることだ
けで到達目標を定めるのではなく、次の世代の指導者たちに繋いでもらうことも含め
て、子どもたちを何処へ導こうとしているのか、正しい判断をしなくてはならないと
思うのです。
この「広場」が、「今」と「未来」を繋ぐ、私たちの学びの場のひとつになること
を願っています。これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
岩橋加代子(「ぼーぐなん広場」編集長)
広場にお立ち寄りの皆様
明けましておめでとうございます
数時間前に聞いた除夜の鐘の余韻がまだ耳元に残っているようです。
しっかり煩悩を払って新年を迎えられたかどうか、この新たな年を、どのように実り
豊かに過ごすことができるのか、まだ静かな「広場」で、果てしない空を見上げてい
ます。
皆様のお年越しは如何でしたか。小学校英語に関する限り、今年はいよいよ高学年
には後には引けない必修として時間割に登場します。45分×35回、See you next
week. という挨拶でALTや日本人講師が授業を終了させられる状況が到来します。
See you next time. と言って、いつ会えるか定かではない気分で授業を終えるのとは
大違いです。子どもたちが、翌週まで英語活動の時間を楽しみに待っていてくれる、
そんな授業作りが始まるのですね。
それにしても、5年生は、両手の指だけでは表せない年齢になって、そろそろ大人
の仲間入りをしようとしています。知識の吸収力も増し、大人顔負けの学びの力を持
っています。理屈を言い始めると、大人もたじたじとなりそうに論陣を張る子どもが
知りたいと思うことを英語で聞かせて、外国の同年代の子どもたちに伝えたいことを
英語で言えるようにするために、授業を改善していきたいと思います。英語を使うこ
とのおもしろさを経験させて、中学以降の学習力を高めるように「素地」を養いたい
ものです。
今後ますますICT化が教育現場にも浸透してくるでしょう。 私たちの守備範囲も、
どんどん広くなっていきます。この「広場」が、先生方の実践を少しでもサポートで
きるように、多くの情報をお伝えし、先生方とご一緒に疑問を分かち合い、答を出し
合っていく場所として活用していただきたいと思います。
2011年、皆様とともに、"三歩進んだら二歩"しか下がらないようにして前進を続け
たいものです。どうぞよろしくお願いいたします。
久埜百合(中部学院大学)
※2010年も暮れようとしていたある日、こんな有り難いメイルが飛び込んできま
した。英語が教科ではないけれども必修となって時間割に登場する、ということで、
年が明ければ、小学校の先生方が必死になって指導内容や指導順序を点検されている
ときです。『えいごリアン』を授業に活用しようか、どうしようかと迷っておられる
先生方には、背中を一押ししていただけるメッセージとなるかも知れません。
ご一読下さい。(久埜)
with えいごリアン
私は長年、『えいごリアン』を授業に活用してきました。私は今小学3年生の学級
担任をしています。『えいごリアン』のゲームCDも授業で活用しています。子ども
はとてもリラックスして、それでいてとても集中して授業に入り込みます。教材の持
つ力です。高学年担任の際は『えいごリアン』のDVDもよく使用します。ユージ、
マイケル、ジャニカの個性は子ども達をぐんぐん惹きつけます。使用される会話のパ
ターン、構成の妙は制作者たちの才能でしょう。こんなすばらしい教材を作りだして
頂いたことに尊敬の念と感謝の気持ちです。準備のための大きな苦労なく授業の柱を
提供して頂いたこと、私にはとてもありがたく思えます。中にはラクをするなと叱責
する先生もいると思いますが、英語の授業に大きな負担感を持ってしまっている教師
が多いのが現実です。私は英語の授業が好きです。小学校現場でまだまだ『えいごリ
アン』教材を活用していこうと思っています。誕生から年月が経ちましたが、今も、
全く色あせることがありません。
濱田恭光(小学校教諭)
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