ぼ〜ぐなん広場(89)
広場にお立ち寄りの皆様
あけまして おめでとうございます
2013年が、さらに実り多い年でありますようにお祈りいたします。
昨年中に賜りました皆様からの心温まるサポートに感謝申し上げます。
そして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、4月30日に『子どものための英語教育研究会』第2回セミナーを開き、
たくさんの先生方のご参加をいただき、勇気づけられました。 今年も 第3回セミ
ナーを6月15日(土曜日)に同じ場所(成城ホール集会室)で開く予定を立てておりま
す。詳細は追ってお知らせいたします。
小学校で、英語の授業をすることが当たり前になって数年経ちました。20年前
には小学生に英語と出会わせるべきである! という議論をするのには勇気がいり
ました。 今は「英語活動」という授業をしない! と決断するのに勇気がいりま
す。 でも、どんなふうに出会わせるか、という指導内容の選択や指導技術につい
て考え合うのには、やはり勇気がいると思うことがあります。 隣りの芝生ではな
いけれど、隣りでやっていることと同じようなことをしていく安心感 に流されて
いるかもしれません。 子どもたちは、その流れの波のまにまに漂うものを身に付
け、成長していきます。
子どもたちが中学生になるまでに何を身に付けてほしい、と願って、 私たちは
この仕事をしているのでしょうか。 「小中連携」が必ず研修のプログラムに上る
ようになりました。 子どもたちのような鋭い感性を失ってしまってはいますが、
先に生まれてきた経験を活かして子どもたちと差し向かいで英語を学び合い、 母
語である日本語だけでなく、 英語でも心を伝え合うことのできる能力を培うため
に、今年も一歩ずつ進んでまいりたいと思います。
2013年の「広場」にいいニュースをお届けすることができるように、 微力を
尽くしてまいります。
久埜 百合(中部学院大学)
2013.1.1.
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