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                『新年のご挨拶』

 

ぼーぐなん広場にお立ち寄りの皆さま

  明けまして おめでとうございます

  

  ご無沙汰を重ねている間に、慌ただしく2016年が過ぎてしまい、チャレンジング

2017年を迎えました。行く手には多くの課題が待ち受けていますが、皆さまと手を

携えて、ひるまずに一歩一歩踏みしめながら進んでいきたいと思います。

 

皆さまも、今年こそ、といろいろな計画を立てておいででしょう。広場で、こんなこ

と、あんなこと、とみんなで夢を語り合いたいと思います。どうぞお聞かせください。

 

2016年は、1月から「ぼーぐなん勉強会」と称して、8月を除く毎月1回、ささや

かな集まりを持って、ぼーぐなんで目指してきたことについて語り合いました。ご参加

くださった先生方、いろいろとご意見を伺うことができ学ぶことが多く、この機会を得

たことを感謝しています。

 

その他に、私が長年所属している(一財)語学教育研究所の小学校外国語教育委員会

の活動として、2012年以来小学校英語指導者養成講座のセミナーを年3回開いてきま

したが、昨年から、ワークショップも追加して、少しでも学びの機会を多くしようと、

仲間たちと頑張っています。今月14日には第3回を「子どもが英語を使いたくなる話

し方」をテーマに行います。 そこで、ぼーぐなんのWORD BOOK  Hi, friends!

2冊を使って、子どもと英語を使い合う方法を学ぼうとしています。

 

今年、もう一つ試してみたいことは、このような勉強の機会で学んだことを広く現場

にもお伝えしたい、ということです。小学校の現場で先生方と「研修」という名の勉強

会をするとしたら、どれだけ授業を変えることができるか、また、その結果、子どもた

ちの学びがどう変わるか、客観的に調査研究してみたい、と計画を練っています。子ど

もたちの英語の学びが深くなるために、どんな研修内容を選んで現場の先生方にお伝え

すれば、授業改善につながるのか、初心に返って学びたいと思います。来年の春ごろ、

少しでもご報告ができれば嬉しいです。1年や2年で結果の出るものではないと承知し

ていますので、その後も学び続けて、これはと思うことがあれば、この「広場」でもご

報告をしたいと思います。

 

小学校英語が2020年から高学年で教科となり、今までの英語活動は中学年で必修と

なることがほぼ決まりました。高学年では、時間割の枠を考えると、1コマ+短時間学

習で、週当たり90分英語を学習することになりそうです。学級担任の先生方が単独で

授業をされる機会も増えるでしょう。どのような学習環境になろうとも、指導内容の選

択と指導方法とを誤らず、子どもの学習能力に寄り添うものであれば、中学進学までに

相当の英語運用能力を獲得させることができると考えています。だからこそ、研修のあり方を研究しなければならない、と思います。

 

 これから、各団体の研修なども増えていくと思いますが、ぼーぐなんのホームページ

でもできる限り情報をお伝えしていきます。皆さまと、頻繁にお目にかかる機会が増え

れば嬉しい限りです。移行措置が始まる2018年に向けて、後悔しないで済むように準

備をしたいものです。

 

この1年、くれぐれもご健康にご留意の上、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

久埜 百合

2017.1.1.


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