たのしいな |
HPぼ〜ぐなん広場 (8)
HP龍はどこに住んでいるか? | |
English in Aciton 1 レッスン3の "I am a whale. I live in the sea." でのいきいきとした子ども の表現活動について、この「広場」で取り上げられていたのを読んで、「そういえば」と思い出したこと があります。 お正月あけに十二支の動物になったつもりで “I am a sheep. I live on a farm.” という活動を やってみようと考えました。龍は困ったなと思ったのですが、「まぁ、誰も何もいわなかったら China でお茶を濁せばいいや」ぐらいの気持ちで授業に臨みました。 いざ授業でやってみると、案の定、龍が最後に残りました。「Chinaって言っちゃおう」と思っていると ある子が「ひらめいた!」という顔をして “I am a dragon. I live in a book.” といったのです。 学級全体が「ほおお」とうなづきました。そこからは次々に sky, dream, emakimono, cloud, mountain, tengoku といろいろな考えがでました。ある子はたまたま龍の柄のシャツを着ていて必死に“Shirt! Shirt!” と主張していました。「Chinaでお茶を濁そうなんて、いかにも大人な感覚だったな」と恥ずかしい気持ちに なりました。 本の中、と思いついたときその子はどんな気持ちだったのでしょう。よい考えがひらめき(古いマンガで 電球が灯るような感じでしょうか)、ぱっとそれを英語で表現できたことは、単語リストで記憶させられる だけの「本」とは大違いの手ごたえがあったのではないかと思います。 子どものころにささやかでもこうした手ごたえを味わった子とそうでない子とでは、これから先の英語 とのつきあい方に何か違いが出てくるのではないかと期待しています。 粕谷 恭子 (聖マリア小学校) |
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先日、教材展のプレゼンテーションに参加しました。 Teacher: How are you doing? Student A: ジェスチャーをする。 Class: その子のジェスチャーを見て、 eg. I have a toothache. とみんなで言う。 という活動があったのですが、私は何かとても変な感じがしました。 参加されていたネイティブスピーカーの人に、 「あの状況で I have a toothache. と 言うことに抵抗がなかったですか? She has a toothache. だと思ったのだけれど。」 とそっと伺ったところ、 「そんなこと気付きもしなかった。」 と、特に気にもならなかった様子です。 そんなものかなぁ? と思いました。 「ぼ〜ぐなん広場」の皆様は、どのようにお感じですか? また、こんな時、「出版社の人に率直に質問してみる」 というようなことは 非常識ですよね? 訊きたい思いを、ぐ〜〜っと押さえていたのです。 英会話教室 講師 (大分) | |
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編集部より ご質問を読んでいて、そっくりの授業を東京でも見たことがあるので、びっくりしました。 ALTの先生が、"One, two, three, four!" と掛け声をかけてランダムに子どもに近づき、 "Hi, how are you?"と聞く、子どもはジェスチャーで応ずる、するとみんなでそのジェスチャー の意味を英語で言う(例えば I am happy.")そうして、また声をそろえて"One, two, three, four! Hi, how are you?"と次の子どものところへ言って質問をする、というものでした。 ジェスチャーの表す状態を、みんなで英語で言う、ということが相当時間続いていて、結構な 騒ぎだったことを印象深く覚えています。 そうして、授業の後で、そのALTご本人から、このアクティビティをするように、と言われて授業 をしたのですが、これでいいでしょうか。あなたの意見を・・・と言われて、虚をつかれた私は、 すっかりたじろいでしまったのでした。 また、同じ頃、日本人ボランティアの先生の"I can 〜."という表現を経験させる活動を参観 したことがありました。 Can you jump? Can you walk? という種類の質問を投げかけ、子ども たちは Yes, I can. と元気に答えていました。 勿論、 No, I can't. という答はありません。 でも、その後で、その先生から、授業校の先生との打ち合わせで一応カリキュラムどおりに授業 はしたけれど、Can you 〜?と聞くほどのことかな、と考えこんでしまった、といわれました。 4年生の子どもたちは、言われたとおりに英語を使っている気分でしたが、動作動詞の単語を 覚えているだけ、という感じで、いささか事務的な答え方が続いていたのを気づかれたようでした。 こういう言葉の使い方を「英語活動」の中に取り入れて指導しているケースが、実はとても多い のではないか、と思われます。英語としては間違っていないようでも、本当はあまり意味のないやり 取りで、実際の会話では、先ず相手にそういうことは尋ねない、聞かれても軽く受け流す、そんな 表現を英語の形を教えるために、繰り返し練習させてしまっている、ということがないでしょうか。 How are you doing? How are you? と聞かれて、Fine, thank you. ばかりではつまらないからと、 I am hungry. と答えるように教えても、実際の挨拶の中で I am hungry. とは先ずいわないだろう、 と思うと、小学校英語で、英語の何を教えるのか、ということをもっと掘り下げて検討しなければ いけない、と考えさせられます。 ご質問の場合は、やはり、子どものジェスチャーに対して、Oh, good. You are happy. と受け 止め、その子どもも、Yes, I am happy. という、 I have a toothache. の場合も同じ様に応じ、 みんなはS/he is happy. S/he has a toothache. というか、I am happy, too./I am not happy. または、I have a toothache, too./I don't have a toothache. というべきでしょうね。 また、Can you walk? Can you jump? Can you fly? というアクティビティをするときに、問題を 一気に解決できる方法は、みんなで動物になったつもりでやることです。ペンギンにCan you swim? でんでんむしに Can you walk? イルカに Can you jump? とすれば、大丈夫。 子どもたちは、Yes/No をしっかり考えて答えますし、自分でも動物を選んで、質問も考えて、 楽しいQ&Aを考えてくれるでしょう。 要は、指導するときに、どんな場面を設定して、不自然にならない表現活動を仕組むかにかかって います。全教科を教えておられる担任の先生は、きっとアイディアが溢れてくることと思います。 これからもこの「広場」で、いろいろな表現パターンの導入のアイディアを、ご紹介していきたいと 思います。皆様からのご提案もお待ちしております。 (Y.K.) プレゼンテーションをさせていただく立場としては、疑問に感じられたことはどんどん質問して いただく方が有り難いのではないでしょうか。 (出版社としての ぼ〜ぐなんより) |
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